2007年11月30日金曜日

超インフレでレストランの食事代600万ドル!


レストランの客は食事代600万ドルを支払うため、巨大な紙幣の固まりを取り出す…ジンバブエは超インフレによって経済的カオス(混沌)にある。ジンバブエは国際的に孤立を深め、通貨(ジンバブエ・ドル)は暴落し、いまや食品や生活必需品の不足が深刻だ。政府当局はインフレ率が約7,000パーセントで世界で最悪だとしているが、IMF(国際通貨基金)によれば、実際のところは2万5000パーセントものインフレで、年末までに10万パーセントに達するだろうという。

http://www.dailymail.co.uk/pages/live/articles/news/worldnews.html?in_article_id=482957&in_page_id=1811

1980年の独立以来、最悪の経済恐慌に直面しているこの国への航路は赤字が膨らむ一方だとして、英国航空は、この国へのすべてのフライトを中止すると発表した。ハラーレとロンドンを結ぶ週3便の往復航路は10月28日からストップする。

ジンバブエでは燃料調達が困難なため、航空会社は近隣諸国での燃料補給を強いられるている。今後ハラーレに飛ぶことができるのはジンバブエ航空、南アフリカ航空および他の2つのアフリカの航空会社のみとなった。

英国航空のコマーシャルマネジャー、スティーブ・ハリソン氏は、運行コストの高騰と乗客数の落ち込みで英国航空はハラーレ航路でかなりの損失を蒙ったと言う。「ジンバブエのこの経済状態で需要がなくなってしまった。ハラーレへの運行を続けるのは採算面で弁明の術がなく、撤退することにしました」と、ハリソン氏は語った。

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