wikiより
「マルクスは~(中略)~、資本主義そのものは社会の生産性が高まる必要な時期と捉えており、資本主義が成熟し、やがて共産主義へと移行すると考えていた。」
が新鮮でした。
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資本主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%87%E6%9C%AC%E4%B8%BB%E7%BE%A9
資本主義(しほんしゅぎ、capitalism)とは、経済の仕組みの一種で、資本の運動が基本原理となる体制のことである。資本制とも言う。
社会に貨幣を投下し、投下された貨幣が社会を運動してより大きな貨幣となって回収される場合この貨幣が資本とよばれる。(資本を参照)資本が利潤や剰余価値を生む社会システムのことを資本主義という。
フランス革命前後から活発となった社会経済に対する思索の深まりと、産業革命の進展、18~19世紀にわたって定着した近代的な量産化システムと新たな貧困(旱魃・飢饉や疫病などといった天災によらない、社会的な悲惨)に対する考究から、次第に解明されてきた社会の実相に対する説明のひとつで、19世紀中ごろからイギリスで言葉が用いられ始め、経済学者のカール・マルクスは著書『資本論』の中で「生産手段が少数の資本家に集中し、一方で自分の労働力を売るしか生活手段がない多数の労働者が存在する生産様式」として「資本主義」と定義した。
日本では、明治維新以後を資本主義社会と考えられている。
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カール・マルクス/3.資本主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%82%B9#.E8.B3.87.E6.9C.AC.E4.B8.BB.E7.BE.A9
資本主義はカール・マルクスが著書『資本論』の中で定義した。一般に誤解されているが、マルクスは資本主義の矛盾・問題点に目をむけて研究を進めていたが、資本主義そのものは社会の生産性が高まる必要な時期と捉えており、資本主義が成熟し、やがて共産主義へと移行すると考えていた。
そのため資本主義の成熟を経ていないロシアがソビエト連邦を建てることへの異議は当時から多かった。また、資本主義の成熟を見ていないという点は当事者であるボルシェビキも自覚的であったために(実際には先進国での革命が相次ぐと期待していたために)、メンシェビキら政敵やドイツ社会民主党に批判されるという点でも、新政策立案の条件においても、悩みの種であった。資本主義の成熟の果てに社会主義が可能になるという条件は、一連の社会主義国がそのシステムの運用に失敗した理由の一つとして最も挙げられることの多い点である。
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