2008年4月25日金曜日
収蔵作品を「購入価格」とともに展示
半年以上前の企画ですが…こんなのやってたんだ。観たかったなー。
有りものの収蔵作品だけ使って開催する展示としては切り口が斬新で面白いですね。さすが、元銀行員!
芸術と経済の問題にフォーカスした収蔵展「マネー・トーク」
http://hiroshima.keizai.biz/headline/162/
http://hiroshima.keizai.biz/column/1/
同展では、「芸術と経済の問題」という視点から一般的に公開されないその作品の「購入価格」を、作品とともに展示する。「芸術は、アートは、『マネー』との関係なくしては進めない。一瞬たりとも生きながらえない。村上隆」などと書かれた、「書籍から抜粋した」(窪田さん)という著名人らのコメント約60種類が床や壁などに散りばめられているのも特徴。
作品点数は、期間中に入れ替えを行うものも含めて約100点。スープ缶をモチーフにした作品アンディ・ウォーホル=「キャンベル・スープ」(300万円)、ヤノベ・ケンジ=「コンタネイティッド・アトムスーツ」(210万円)、高額なものでは、「フィッシュ・パーク」(6,200万円)など、5千万円以上の作品8点も展示する。
「『価格』という新しい情報を受け手に提示することで、美術作品が社会と深く結びついていることや美術館について改めて考えてもらうきっかけになれば」と窪田さんは話している。
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